集団活動・個別支援について

赤く熟れたリンゴを、10人の子供たちに見せたとき、子供たちはなんと言うでしょうか？

「まっかでおいしそう♪」
「きれいなあかだな、たべたいな」
「つやつやしててきれいだね！」

9人の子供たちはリンゴを見て、思ったことをそのまま言いました。

しかし1人だけ…

「血みたいに真っ赤だ！毒リンゴみたい！」

この子の言ったことはおかしいでしょうか？

その子には、本当にそう見えていたから、9人の子供たちと同じように思ったことをそのまま言っただけなのに、
変わっているのでしょうか？

いいえ、ユニークな感性をもつ、この子の個性です。

ある日、砂遊びをしていてみんなで、
先生が読む絵本を聞く時間になりました。

子供たちのほとんどが室内に入りましたが、
まだ砂遊びが好きで続けている子供がいます。

SIRUSIの先生はこう話しかけました。

「砂遊び楽しいよね。とっても上手にできたね。
そしたらまた後で一緒に先生と砂遊びをしようか？」

子供を絵本を読む場所に
無理やり連れて行くのではなく、
子供に自分から納得してもらってから
絵本を聞くお友達の集団の中に入ります。

世の中には様々な個性の子供たちがいます。
活発な子、引っ込み思案な子、お絵描きが得意な子、片付けが苦手な子。
得意不得意を含めた個性を認め、それをしっかりサポートする
SIRUSIの療育は、お子様の“好き”や“得意”を伸ばしていき、
自己肯定感を育んでいきます。

SIRUSIではお子様のひとりひとりの個性に合わせて、
個別・集団療育をバランス良く組み合わせながら療育を行います。

プログラムは応用行動分析を元に保護者様へのヒアリングを含めたアセスメントを行い、
個別支援と集団支援をバランスよく合わせた療育を行います。
“好き”や“得意”を伸ばすことで、自己肯定感を育む支援をします。

適切なコミュニケーションの方法やマナー、ルールを学び、生活能力の向上を促すSSTを実施します。
自分でできることが増えていく喜びを自身につなげ、
得意を伸ばしていくと同時に困りごとを少しずつ解決していきます。

また季節の行事やイベントなどで楽しみながら
お子様の主体性を育む支援をいたします。

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